ゾレアは注射薬で、特発性慢性じんましんや重症スギ花粉症に対しての使用が可能ですが、それぞれで使用可能な条件があり、患者さんのご希望だけで投与ができるわけではありません。効果が高く、重篤な副作用の頻度も低い薬ですが、完治が可能なわけではなく、症状をコントロールするための薬です。
特発性慢性じんましんに対するゾレア
抗ヒスタミン薬による治療を行っても、症状のコントロールが不十分な場合、ゾレアによる治療が検討されます。
特発性慢性じんましんに対してゾレアの投与を行う場合は、4週間に1回の注射が必要になります。
重症スギ花粉症に対するゾレア
重症または最重症の症状で、血液検査の結果や体重が一定の基準を満たし、かつ、抗ヒスタミン薬や点眼薬、点鼻薬での治療では効果が不十分な場合にのみゾレアによる治療が検討可能です。
1
1回目の受診:診察、血液検査、内服薬などの処方
診察にて花粉症の重症度の確認をします。
ゾレアによる治療が検討可能であれば、条件を満たすかどうか確認のため、血液検査を行います。
抗ヒスタミン薬や点眼薬、点鼻薬を処方し、効果を確認していただきます。
2
2回目の受診(1週間後以降):診察、検査結果説明、ゾレア初回投与
1回目の受診で処方した薬の効果の確認と、血液検査の結果の説明を行います。
条件を満たしていれば、この日からゾレアの投与が可能です。
3
3回目以降の受診(2または4週間後):診察、ゾレア継続投与
2または4週間後に受診をしていただきます(患者さんごとに受診タイミングが異なります)。
効果や副作用を確認し、問題なければゾレアの投与を継続します。
